湘南の森の植物です


2015年3月13日   


2016年4月23日   撮影:高野


2013年4月12日   撮影:石井


2012年4月28日


参考:アケビコノハ幼虫

アケビ

アケビ科 アケビ属

木通、通草
学名:Akebia quinata

つる性落葉低木。茎が蔓となって他のものに巻きつく。
一枚の葉が5枚の小葉に分かれた掌状複葉である。
春に咲く花は、花序の先に雄花、基に雌花がつく。 薄紫色に見えているのは、ガク片。 花は蜜を分泌しないので、 花粉を出さない雌花に昆虫がくる仕組みは良くわかっていないそうだ。

果実や新芽を食用に、蔓を工芸に、茎を木通(もくつう) という生薬に利用する。

大型のガであるアケビコノハの食樹。

和名の由来は、果実が熟すと実がさけるので、 「開け実(アケミ)」から転訛(てんか)したという説がある。 また、漢名の「木通(もくつう)」とは、 つるを切って吹いたり吸ったりすると、空気が通るからついた名だという。



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