湘南の森の植物です


2013年9月13日   撮影:石井


2015年9月11日   撮影:吉井


2010年1月29日   撮影:中村



ガガイモ

キョウチクトウ科
ガガイモ属


蘿摩
学名:Metaplexis japonica

つる性多年草。 日当たりのよいところに自生する。
葉は、長い心臓形で、少しつやがあり裏面は白っぽい。 つるや葉を切ると白い汁が出る。
夏に淡紫色の花が咲く。 果実は、大型の袋果で、熟すと果実が割れて 長い白毛を持った種子が風で飛ぶ。

かつて種子の毛は綿の代用とした。 果実を乾燥したものを生薬で、羅摩子(らまし)という。

古事記には、大国主命の国造りをしたといわれる、クナビコナ(少彦名神)が、 「天の羅摩(カガミ)の船にのって・・・」という記述があり、 これが、ガガイモの果実のサヤとされている。

有毒成分を含み、アサギマダラの食草。







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