ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 彼岸花 学名:Lycoris radiata radiata は「放射状」の 意味。 別名 マンジュシャゲ(曼珠 沙華) シビトバナ(死人花) ハミズハナミズ(葉見 ず花見ず) 多年草。 秋の彼岸(ひがん)のころに赤い花を咲かせるので、「彼岸花」。 花茎が枯れたあとに葉が出て越冬し、 翌春に枯れる。そこからの別名が「葉見ず花見ず」。 稲作と共に伝播した史前帰化植物といわれる。 日本に生育しているものは3倍体で、種子ができないので、 鱗茎を、主に人が運ぶことによって広まった。 有毒だが、救荒食物として、飢饉の時には毒抜きをして食料とした。 生薬の石蒜(せきさん)の原料となる。