湘南の森の植物です


2012年4月28日


2013年6月22日   撮影:石井


2016年7月23日   撮影:高野


2012年11月9日   撮影:石井


2015年11月13日


2012年2月25日

イヌビワ

クワ科 イチジク属

犬枇杷
学名:Ficus erecta
別名:イタビ、姫枇杷。

落葉小高木。雌雄異株。

イヌビワはイヌビワコバチと共生して世代をつないでいる。
冬についている実(花のう)は雄株のもの。この中でコバチが越冬している。 古い花のうの中で受精を終えた雌バチは、雄株の花のうから出て、 別の花のうに入る。
雄株に入ったハチは無事に産卵し、次世代が育つ。
初夏、雌株にも花のうができる。雄株の花粉をつけたハチが、 雌株の花のうに入っても、雌花は花柱が長く、ハチは産卵できない。 花粉を受け取って熟した雌株の果のうは、鳥に食べられて種子が運ばれる。

イシガケチョウの食樹。







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