ウリ科 カラスウリ属 烏瓜 学名:Trichosanthes cucumeroides 別名:玉章(たまずさ)、 ツチウリ、 キツネノマクラ、 ヤマウリ つる性の多年草。雌雄異株。 ハート型の葉をつけた蔓で這い登り、夏の夕方に、白い花を咲かせる。 花弁の縁はレース状に拡がり、強い香りで蛾を引き寄せる。 秋に果実は朱色に熟す。果実の中の種子は打ちでの小槌に似ているので、 財布に入れておくと良いと言われる。 根、種子、果実を生薬の原料とする。 茎が膨れているのは、ウリウロコタマバエが卵を産み付けてできた虫こぶ。 トホシテントウムシ、クロウリハムシの食草。