湘南の森の植物です


2016年7月23日   撮影:高野


2012年7月27日


2013年7月27日   撮影:石井


2010年8月3日


2012年9月14日


2012年9月14日   撮影:石井


2012年10月12日   撮影:石井


2010年10月23日   撮影:佐藤


2010年10月31日


2011年11月8日   撮影:石井


2015年1月9日

クサギ

シソ科 クサギ属

臭木
学名:Clerodendrum
    trichotomum


落葉小高木。
代表的なパイオニア植物のひとつで、林が開けたところなどに生える。
大きくて長い柄を持つ葉は、柔らかくて薄い。 この葉に触ると独特の臭いがする。 この臭いが和名の由来である。

夏の暑い季節に咲く花は、芳香がある。 白い花弁から雌しべ、雄しべを突き出すが、雄性先熟で自家受粉を避けている。
蜜が長い花筒の奥にあるので、アゲハチョウやスズメガの仲間の がよく訪花する。

果実は秋に熟し、紺色の実と赤い蕚の対比が美しい。 この色合いは、鳥を呼ぶ効果があるといわれる。
熟した果実は浅青(はなだ)色の染色に用いられ、 赤い蕚は、鉄媒染で渋い灰色の染めものができる。

葉・小枝は殺菌作用があり、民間薬として使われる。







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