キンポウゲ科 イチリンソウ属 二輪草 学名:Anemone flaccida 多年草。 早春に咲き、春の訪れを知らせる。 春にいち早く葉を開き、花を咲かせて、夏が来るころには姿を消す、 スプリング・エフェメラルとも呼ばれるものの一つである。 茎に柄がない三枚の葉が輪生し、 そこから多くの場合二本の花茎が伸びて白い花をつける。 根茎は、漢方薬として用いられる。 有毒植物が多いキンポウゲ科では珍しく、食べられるが、 猛毒のトリカブトと間違われやすい。 複数の県でレッドリストに挙げられている。