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2012年4月28日

ヌルデ

ウルシ科 ヌルデ属

白膠木
学名:Rhus javanica
別名:フシノキ、カチノキ(カツノキ)

落葉小高木。雌雄異株。
葉は奇数羽状複葉で葉軸には翼がある。 秋の紅葉が美しい。
花は夏に開花し、雌株にできる果実は垂れ下がり、 熟した果実は塩味が感じられる。
葉にヌルデシロアブラムシが寄生すると大きな虫えいを作る。 この虫えいは、染料、お歯黒、生薬などに用いられた。

ヌルデの名は、かつて幹を傷つけて白い汁 を採り塗料として使ったことに由来するとされる。

ウルシほどではないが、かぶれる人もいる。



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