湘南の森の植物です


2010年5月22日


2012年6月24日


2015年10月9日  果実


2012年2月25日


2018年1月27日  タネ  撮影:高野


テイカカズラ

キョウチクトウ科
テイカカズラ属


定家葛
学名:Trachelospermum
   asiaticum


つる性常緑低木。
茎からは付着根を出して、他のものをよじ登る。
6月頃に花を咲かせる。甘い香りを漂わせて、スズメガのように長い口を 持った虫を誘う。
果実は細長い袋果で二個が対になってぶら下がる。
冬に熟し、裂け目から、長い綿毛をもった種子が顔を覗かせる。

葉や茎を切ると白い乳液が出るが、この液は有毒である。

和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、 死後、定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説 にちなんでつけられた。



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