ヤブカラシ
ブドウ科 ヤブカラシ属
藪枯らし
学名:Cayratia japonica
別名:ビンボウカズラ(貧乏
葛)
つる性多年草。
葉は鳥足状複葉で、互生する。
花は葉と対生する集散花序につき、夏に咲く。
花弁4枚は薄緑色だが、花弁と雄しべは早々と落ち、
橙色の花托が残る。花托には豊富な蜜があり、虫を呼ぶ。
多くの株は3倍体で種子ができない。
若芽はあく抜きされて、食用になる。
全草が生薬「烏瀲苺(うれんぼ)」の原料となる。
和名は繁殖力が盛んで、藪を覆うほどということから。
マメコガネの食草。
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