マツ科 モミ属 樅 学名:Abies firma 常緑針葉樹。雌雄同株、雌雄異花。 成長が早く、大木になる。 葉は細くて固く、先端は二つに分かれて鋭く尖るが、老木では先が丸みをおびる。 球果はクロマツなどに比べ大きく、はじめ緑色、 その年の10月頃成熟すると灰褐色になる。 種子はリスなどの餌になる。 高麗山近辺に樹齢200年を超えるものが何本もあったが、 近年枯死するものが多いとのこと。 材は柔らかく、柩などに使われる。