アサ科 ムクノキ属 椋木、椋の木、樸樹 学名:Aphananthe aspera 別名:ムク、ムクエノキ 落葉高木。雌雄同株。 成長が比較的早く、大木・巨木になることもある。 大きくなると、板根が発達する場合もある。 老木では樹皮が剥がれてくる。 葉は互生し、鋸歯があり、触るとざらつく。 このざらつきは、表面のケイ酸質によるもので、 細工物の表面を磨くのに使われてきた。 花は、雄花と雌花が葉と同じころに出て、薄緑色に咲く。 果実は緑色で、秋に黒紫色に熟す。干し柿のような味でおいしい。