ヤブコウジ

ヤブコウジ科　ヤブコウジ属

藪柑子、紫金牛
学名：Ardisia japonica
別名：ジュウリョウ（十両）

常緑小低木。
地下茎を伸ばし、そこから新しい芽を出す。
葉は、茎の上部に輪生するようにつく。
花は夏に、下を向いて白く咲く。
果実は秋に赤く熟す。

マンリョウ、センリョウなどと共に、縁起物とされる。
万葉集では山橘（ヤマタチバナ）の名で詠まれている。
江戸時代には園芸植物として 人気があり、多くの品種がつくられた。
生薬「紫金牛」の原料となる。