湘南の森 活動報告 2014年 
 

  活動報告


2014年の活動

26年12月

今日は、天気予報が活動中の午前から雨の予報が出ており、気温も低く風邪をひくことなど のなきよう健康に配慮して事務報告と情報交換の場とすることとした。

日時:12月20日(土)10:00〜12:00
場所  : 平塚市市民活動センター
出席者:佐藤、臼井、辺見、松田、西山、高久、大和田、小林、小長井

今後の作業予定 : @ 今年度の伐木予定は残り5本、2月前半までに終了すること。
          A 植樹は3月末までに行うこと。

終了後、希望者は場所を移し忘年会を兼ねて活動の労をねぎらった。
12月12日は緊急に書類作成で休止したため、結果的に12月の現場作業は無かった。
(文責:小長井)


26年11月

日時:11月22日(土)10:00〜15:00 晴
参加者:高野、小林、臼井、吉村、吉井、田中(文)、大和田、高久、和田、佐藤、松田、
    小長井、以上12名 見学 遊佐。

活動記録
 平塚市活動センターの紹介を受けたという遊佐様が見学に来られた。 平塚に越してきたばかりとのことで、湘南平も初めての由。里山作業の 経験もあるとのことで次回から加入していただけるようだ。
 午前中の各班は、A班は浅間神社周りの草刈りを、B班は散策路に沿っ た草刈りを、C班はヤブラン平の草刈りを行った。木こり班は散策路沿いに あって全体をテング巣病に侵された根元から4方向に枝分かれしている、伐木 には大変な技量を要するソメイヨシノに取り掛かり、和田様の指導のもと 2本を切った。残りの2本は次回以降に持ち越しとなったが、チェーンソー の取り扱いにミリ単位の操縦法の伝授を受け、また、くさびを利用しての伐倒 方法など木こり班の実力も格段に向上することができた。倒した後の根元は 水平にできたので、ソーチェーンの目立て台に利用できる。早速目立て台を 利用して正確な目立て方法を和田様の指導の下で習得した。
 午後は倒した木の玉切りと処理、テング巣病の枝の袋詰めと運搬を行った。 物置小屋に戻り、道具の手入れを行って今日の作業を終えた。


文:小長井 奎幸   写真:臼井 恒雄

26年11月

日時:11月14日(金)10:00〜15:00
天候:快晴
参加者:佐藤、臼井、小長井、杉山、吉井、大和田、高久、小林、太田、田中 (善)、田中(文)

活動記録
 前回に引き続いて弱ったソメイヨシノの伐採・テング巣病枝の処理、ハイキング道 沿いの雑草刈り取りを行った。
 ソメイヨシノは径40cmを超えてここでは大木であったが、倒す方向に邪魔に なる 樹も無く、ハイカーや作業員の安全に気を配って無事終わった。り病枝の処理もス ムースに進み処理場に運んだ。
 草刈は笹を主に行った。秋になり新たな成長がないので作業ははかどった。




田中 文一

26年10月

日時:10月25日(土)10:00〜15:00

天候:晴れ

参加者:佐藤、臼井、小長井、松田、大和田、吉井、辺見、西山、田中(善)、
    高久、高野、田中(文)



概要
 数日前とは一変して、この日は汗ばむ暖かさになった。 まだ蚊の襲来を受けるが盛夏より少なくなった。
 新しいメンバーとして高野さんが参加。戦力として期待するところ大。
 作業は引き続きテング巣病で弱ったソメイヨシノの伐採であり、土曜日でハイカー も多く安全には最大の配慮をしての作業を行った。
 樹の重心方向はかかり木の心配があったので、反対方向に 倒すことにしたが、人力で引いたが十分でなく、チルホールで引いて確実に倒すことが できた。
 さらに他の一本は重心方向に安全に倒すことができた。 倒してからただちにテング巣病枝葉は細かく切ってからご み袋にいれ焼却に回し、太い幹・枝葉玉切りにしたのち片づけた。
田中文一

26年10月

日時:10月10日(金)10:00〜16:00

天候:晴れ

参加者:佐藤、臼井、小長井、吉井、杉山、高久、辺見、鈴木、大和田、田中(善)、
    田中(文)

概要
 台風18号で平塚市は60mmを超える降雨があったが、作業エリア内は倒 木、がけ崩れも無かった。
 エリアに隣接するところではハイキング道の崩落があり、平塚市により通行止 めのテープが張ってあった。早期に通行できることを願っている。
 この日も弱ったソメイヨシノ2本の伐採、テング巣病の枝葉は袋に詰め焼却処分に回した。
太陽光が差し込んだところではアメリカセンダングサの生育が旺盛になり、その駆除に当たった。
 作業道具置き場の周辺では大型の蚊が多く、デング熱のこともあり、はやく涼しくなり蚊のいない環境で作業を行いたい。
 花は少なくなってきたが、はやくもツワブキの黄色い花が咲き始めた。


田中文一

ひらつか市民活動センターまつり開かれる

 9月28日(日)に平塚駅前の市活動センターを会場に祭りが開催された。 各種NPO法人や介護、ボーイ・ガールスカウトなどの子供の健全育成、ごみを活かす 会など幅広い分野から53団体が参加し、模擬店、バザー、体験、展示、おもちゃの病院、 相談、マジックショウ等のパフォーマンスがあった。
 わが「湘南の森」はパネルによる活動報告紹介、パフォーマンスとして森の大切さ を伝える 紙芝居と弾き語りによる歌を提供した。


田中文一

26年9月

日時:9月27日(土) 10:00〜16:00

参加者:佐藤、臼井、小長井、高久、吉村、小林、吉井、田中(善)、松田、田中(文)

概要
 この日の作業は弱ったソメイヨシノの伐採・伐採後の片づけ・伐採樹の標識付を 行った。
 テング巣病に侵されたソメイヨシノが多くあり、太い枯れ枝もあり、落下しハイカーを 直撃する心配もあり、 平塚市と手分けをして伐採を進めている。この日はチエンソーの安全操作の研修に参 加した2名の会員により一本づつ 伐採がおこなわれた。
 一本は木の重心が倒す方向と一致して、かかり木も無く安心し て作業が進められた。
 残る一本はかかり木の心配もあり、さらに風が吹き出したので安全のためロープをか け慎重に作業が進められた。 作業に入るにあたって、ハイキングコースにかかることもあり、ハイカーの立ち入り 禁止のロープを張った。 倒してただちに玉切り、テング巣病の枝葉は焼却すべく袋詰めを行った。
 また平塚市と分担した伐採木の標識のための赤テープがとれてしまったため、確認 しながら新たにシュロ縄・木札で付けた。
 前回発見したスズメバチは平塚市により駆除が行われていた。感謝。その巣穴の周り にはヨコヅナサシガメの脱皮直後の赤い個体や黒い個体の幼虫集団がいた。


田中文一

26年9月

日時:9月12日 10:00〜16:00

天候:小雨のち雷雨

参加者:佐藤、小長井、臼井、高久、大和田、太田、 田中(善)、田中(文)、美濃

概要
 新しいメンバーとして美濃さんが参加。 久しぶりの晴れ、盛夏の時よりやや涼しくなったが、 体を動かすと汗が出る。蚊の襲 来も受ける。ここ平塚市湘南平はまだデング熱の報告 はないが、参加者は蚊取り線香 を持参するなど対策をした。
 作業は引き続きテングス病で弱ったソメイヨシノ の伐採、およびアメリカセンダ ングサなどのヤブランを覆いかぶさっている雑草の除去 を行った。ヤブランは花盛り が続いている。 この後実をつけ冬の「れんじゃく」が 楽しみである。

 またまたキイロスズメバチ
 ハイキング道沿いにあるヤマザクラの大木の周りの雑草 刈り取りを行っていたとこ ろ、スズメバチの巣を発見。刺されないで済んだが急きょ 持ち合わせのトラロープで 囲い、注意を促す看板を下げ、市役所公園みどり課に連絡 した。早速職員が駆けつけ たがその場での処理は難しいとのこと、後日駆除すること にした。今年はスズメバチ の駆除依頼が多いそうだ。


田中文一

26年8月

日時:8月23日 10:00〜13:30

天候:小雨のち雷雨

参加者:杉山、小林、辺見、臼井、小長井、(アドバイザー)和田。以上6名

概要
 今日は平塚市のユースボランティアで高校生の男女各1名が 参加する予定だったが、女子が体調を崩し男子は都合が悪くなって 共に欠席の連絡があり不参加となった。活動センターの職員が 取材に訪れたが肩すかしとなり気の毒だった。 我々の活動を見学して帰られた。 法事や講習会などで参加者が通常の半分ほどとなった。
 作業の予定として3人が、前回散策路脇に切り倒したままと なった病木を午前中に玉切りし午後は運搬とテング巣病の枝を処分。 3人は、午前はヤブラン平の蔓草を鎌や鋏での刈り込みを行い、 午後は桜の処分に合流することで作業に就いた。 道具倉庫を発つとき、雨はポツポツ程度だった。作業中 に雨合羽を着る必要がある程度の雨となったところで、 遠くに雷鳴を聞いた。その後雷が大きくまた近くになって きたので引き上げることとした矢先、“バシーン”と大きな音がし た後で“ゴロゴロ”と雷鳴が轟いた。近くに落雷したと思われる。 大木の下での雨宿りは落雷の巻き添えになる危険があるため作業は 中断して引き上げた。
 道具の整備もそこそこに、湘南平レストハウス最上階の小さな ホールで昼食を取った。雨が止まないため午後の作業は中止し、 情報交換などを行って今日の活動は終了した。


小長井記

26年8月

日時:8月8日 10:00〜15:00

天候:うす曇り

参加者:佐藤、小長井、臼井、杉山、吉井、松田、辺見、太田、田中(善)、高久、
    小林、田中(文)
    和田(アドバイザー)、秦野総合高校一年生3名

概要
当日は、雲はあったものの時たま雨粒が落ちる湿度・温度とも高く体を動かすと汗の滴る
不快な気象条件の中、作業が行われた。
秦野総合高校から、ボランティアとして男子1年生3名を迎え、作業に加わった。

作業に入るにあたって安全面が強調され、特に熱中症とハチ毒について注意がされた。
ハチ毒については
@先月31日の刈り払い機講習会時に講義があった内容【資料配布】
A先回27日にスズメバチによる被害とその処置および経過
Bハチの種類と生態など
について参加者から話があった。
ハチ毒による死者は年間20名前後でクマより多い。それはハチ毒によるアナフラキシー
ショックで、刺された回数がますにつれて症状が出る呼吸困難によるもので、刺されてから
15分から30分後に発現する。救急車による搬送が望ましい。対処方法として「エピペン
の使用」がある。

下草の刈り払い、ハイキングコース両脇の草・つるの除去、植栽されているアジサイの剪
定、てんぐ巣病で弱り枯れ枝の落下が心配されるハイキングコース沿うサクラの伐採が主
たる作業であった。
草やつるは夏草で生育が早く作業が追い付かない。一部刈り払い機を導入した。
アジサイの剪定は早い時期に完了することにより、来年の花が期待できることから今回優先
的に取り組んだ。
枝分かれしたサクラの伐採は技術的に難しいことから、アドバイザーである和田さんを迎え
て安全に行うことができた。

(右下の写真は、伐採したサクラの枯れ枝に営巣していたハナバチの巣。落下した衝撃で
割れ、中の虫たちは発見できなかった。巣の穴は新しく、今年の営巣と思われる)


花の状況
先回「季節便り」で写真紹介したヤマユリは、今回まったく影も見られなかったので辺りを
観察したところ、球根と花が食いちぎられた跡があり、イノシシによる被害と想定された。
残念。
ヤブランは雑草と競合しているが花盛り。



田中文一

 26年7月(2回目)

○日時  7月26日(土) 10:00から15:30

○天候:晴れ

○参加者
  佐藤、高久、臼井、大和田、田中(文)、田中(善)、松田、小林、杉山、
  吉井、小長井

○概要
 梅雨明け後の高温が続く中この日を迎えた。熱中症対策、注意散漫になるので
怪我など確認をして作業に入った。あまりにも暑いので安全面から伐採は中止した。

 本日の主な作業は次の通り。
@  登山道上に蔽いかかる笹や雑草の除去
A  来年の花を期待しアジサイの剪定
B  サクラの伐採地に繁茂したワルナスビ、チジミザサ等の除去
C  今月末開催される刈り払い機の研修会参加者に対し、機械の操作など事前
   勉強会の実施
D  鋸の替え歯の更新

 一日の作業が終了して道具の整備中に、近くのマンホールに巣くったいたキイロスズメバチ
に指をさされた。ただちにポイソンリムバーで毒の吸引を試みたが、指であったため上手にで
き、救急病院へ搬送した。現場はベンチ、水道もあり、一般者が通るところであり、会として
は現場に注意張り紙を残した。
 湘南平管理人にはただちに対策を依頼し即刻駆除されたとの報告があった。
 作業終了後臨時理事会を開催した。石井理事が会を退会したい旨届けがあり、了承された。


田中文一

 26年7月(1回目)

○日時  26年7月11日(金) 天候 晴れ   開始 10:00   終了 15:30

○参加者(名簿o)  計 11名 
  @佐藤 A高久 B辺見 C臼井 D石井 E大和田 F田中(文) G田中(善)
  H松田  I西山 J小長井

○作業場所・内容
  台風8号が関東に接近する予報が出ており心配されたが、予想より早く過ぎ去り、 朝から台風一過の綺麗な空が見られたが、気温が高く湿度も上昇して作業する環境 としてはあまり良い状況とはいえない。作業開始前に恒例の参加メンバーの集合写真をとり、 朝礼では最近話題となっている「マダニ」の怖さ・対処の再認識や 湘南平活動エリア内一帯での今回の台風被害をチェックしながらの作業をしてほしい旨のお願い、 又、こまめな水分補給に心がけるなどの注意点を確認して各自の作業場所へと向かう。
 A班は浅間山頂上のベンチ周りや神社のまわり、中央広場に向かう斜面付近の除草を行う。 B班はメイン登山道のアジサイが大きくなり道が狭められているので枝を整理し、 中央広場内の道も歩きやすく整備した。C班はヤブラン平入口のテーブル・椅子周りの除草をし、 登山者が気持ちよく休憩出来る環境整備を行った。 又、ヤブラン平脇のメイン登山道の整備やヤブラン平東側斜のアオキ・ササの刈り込みを前回に続き実施した。 今後は東側斜面から北側斜面にも作業区域を拡げて整備をする予定です。
 前回作業日が雨のため中止となり、約1ヶ月ぶりの除草作業となったため、 3地域とも登山道を含めてかなりの草丈となっており、 次回は刈払機での作業を最小限の範囲で行う事も考えられる。
 樹木伐採班は 本日、浅間山から中央広場に向かう途中のサクラ2本の伐採を実施する。ロープを使い 倒れる方向を調整しながら、又、登山者の動向にも注視して慎重に作業を行い、 無事に伐採し、輪切り・枝落とし(本日は5袋にテングス病になった枝を詰めた)もいつも通りに処理した。
 午後2時を過ぎた頃に順次作業を終了して湘南平頂上の作業小屋前に戻り、 使用した道具の整備をして各班の作業報告を確認し、集合写真をとり解散した。 (解散後、本日参加した理事は残って、最近の会の動向、今後の作業の準備・やり方をお互いに確認した)

石井茂

26年6月(2回目)

○日時  26年6月28日(土) 天候 雨  開始 10:00  終了 12:30

○参加者(名簿o)  計 8名 
  @佐藤 A辺見 B臼井 C石井 D大和田 E田中(文) F田中(善) G小長井

○作業場所・内容
 前日予想では雨マークであったが朝方は降っておらず、湘南平に向かったが 途中9時半過ぎには霧雨が降り出していたものの、集合場所には8名のメンバーが 集まった。しかし、下草刈りや伐採作業は無理な状況で今後もさらに雨が強まる 見込みのため、高麗山公園レストハウス内で意見交換会を開く事とした。

@ 最近マダニの被害報告が頻繁にあり、徳島県でもマダニにより死亡者が出ている。 当会でも2回も被害に遭っているメンバーもいて、その方に状況・経過を聞いた。
 平塚市でも課題としてとらえていて、対策を検討している。但し、薬の散布は功罪が あり、注意表示など色々な方法を考えているとの事でした。
 我々も長めのスパッツ、 首へのタオル着用など自衛対策を徹底するとともに、被害に遭った場合はそのままで すぐに病院に向かい処置してもらい、血液検査も受ける様に次回の活動日に通知する。
A 今月から林野庁の交付金対象の活動が始まっており、活動推進の前提となる 活動エリアの現地調査の方法を検討する。市には先日に現地調査の了承を得たの で、今後、エリア地図を基に現地を調査してエリアの確定をどの様にするか?GPS の活用等の方法論を議論した。一部、機械の精度のランクで交付金窓口に確認を要 するものの大きなやり方の方向は見えてきたように思える。
B 交付金の支給にはメンバーの生年月日が必須要件です。事務局よりその他振り 込みなど問い合わせがありますので宜しくお願いします。
C 最近、湘南平一帯で貴重な植物がナイフなど鋭利な刃物で傷つけられる、盗難 されるなどマナーの悪い行為が見受けられる。何か効果のある対策が考えられるか市 にも相談して検討する。

 以上の内容を話し合い、ハウス内で昼食をとり、雨が降り続くなか12:30には本日 の 活動(意見交換会)を終了した。
石井茂

26年6月(1回目)

○日時  26年6月13日(金) 天候 晴れ   開始10:00  終了15:00

○参加者  (名簿o)   計 14名 
  @佐藤 A高久 B辺見 C臼井 D石井 E大和田 F田中(文) 
  G田中(善) H太田 I小林 J松田 K杉山 L吉井 M小長井

○作業場所・内容
 久しぶりに気温の高い作業日となり、水分の補給に各自気を付けて 作業に入る。本日より林野庁の交付金対象の作業開始となり作業前に 集合写真を撮ってから各自作業担当エリアに向かう。
 A班は浅間山の南西斜面の整備にかかる。ここは主にアオキが生い 茂り暗い空間になっているのを刈り払いしながら太陽光が差し込む状況に改善する 作業を今後もエリアを拡大しながら行っていく。
 B班は中央広場の下草刈りを行いながらヤマザクラの苗木の周囲も除草していく。
 C班はヤブラン平で下草刈りを行う。このエリアは我々が成長を見守 るツルニンジン、ツリガネニンジンが多く群生しており、今回はツ リガネニンジンを12株確認できた。又、ヤブラン平東側斜面も整備 し始めている。ここもアオキやササが 多く今後は東北側も含めて整備 を拡大する様に検討する。
 今日は5名で作業する樹木伐採班は浅間山 から中央広場に下りる途中のサクラ(S-13)の伐採を行った。周囲は 樹木が多く、細い登山道の脇でもあるので「かかり木」と登山者に注意 して作業を開始した。安全面では万全だったが気にしていた「かかり木」 になってしまいフェリングレバーを使い、ロープで何とか解消した。 午後は伐採した樹木の玉ぎり、枝払いなどの後処理を済ませる。
 各班も午後の作業を2時すぎまで続け、その後は集合場所の頂上小屋まで 戻る。恒例の使用した工具の整備をして、連絡事項を確認し、作業終 了時の集合写真を撮って解散とした。
各班別に作業報告をし、連絡事項をして定刻を過ぎたが本日の活動を終了した。
○特記事項
 本日作業修了後に活動センターにて理事会を4時から開催した。5月30日 付けで林野庁の「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」の申請が許可さ れて、今月からその対象の活動になるため具体的な活動推進計画、活動エリ アの状況調査の方法を検討した。又、交付金専用の実施細則の最終検討も 行った。実施細則については決定後にホームページに載せる他、次回の 定例活動時に参加者に説明します。
 又、最近話題になっているマダニ、 ハチの対処応急用の血液吸引器具を購入しました。常備医療袋に入れます ので覚えておいて下さい。  
石井茂

26年5月(2回目)

○日時  26年5月24日(土)  天候 晴れ   開始10:00  終了15:30

○参加者  (名簿o)   計 15名 
  @岩澤(由) A佐藤 B高久 C辺見 D臼井 E石井 F大和田 G田中(文)
  H田中(善) I小林 J松田 K吉井 L小長井 M吉村 N和田(アドバイザー)

○作業場所・内容
 快晴で気温も上昇していたが湿度が低く気持ちのよい「作業日和」のなか、 15名ものメンバーが集まり作業を開始する。本日はA〜C班の除草班と樹木伐 採班に分かれて活動する。
 A班は前回と同様に浅間山頂上南西斜面のアオキ、 ササの除去を行う。ここには三つ葉、五つ葉アケビがかなり多く成育しており、 実のなる時期が楽しみでもあり、今後もこのエリアの整備を引き続き行う予定 です。
 B・C班は中央広場とヤブラン平の両エリアでともにイネ科の植物が全体 を覆っており、これの間引き除去とサクラの苗木周りの除草を中心に作業し た。
 樹木伐採班は浅間山北斜面で幹が途中で折れているコナラ2本を緊急に 処理をした。1本はハシゴを使用して幹に登り、チルホールで方向を調整して チェーンソーで折 れた枝を切断した。作業中に隣接する樹木の枝が折れ、この 木の処理もムカデ梯子を使ってノコで無事に切り落とした。 2本目のコナラは 主枝が折れており、根元から伐採した。掛り木になったがフェリングレバーを 使い安全に伐採を終了した。
 ヤブラン平での除草作業中に会い、話をした登山 者は「相模の蝶を語る会」のメンバーで月2回ほど湘南平に蝶の観察に来られ、ま た藤沢・鎌倉・茅ヶ崎で里山保全ボランティアもなされているとのことで、我々 のメンバーで「相蝶会」にも属している會田様や中村様のこともよくご存じのウ エムラ様と云われる藤沢在住の方でした。ウエムラ様の話では湘南平は南の相模湾 と北の丹沢に挟まれた湘南エリアでも有数の蝶の集まる場所であるとのことでし た。我々の活動がこの環境を維持し、持続させるためにすこしでも役に立っておれ ばよい励みになると思われた。
 除草班は午後は浅間山に集 まり南西斜面のアオキ 除去作業のお手伝いを行い3 時には頂上小屋前に戻り道具の整備をした後、各班別 に作業報告をし、連絡事項をして定刻を過ぎたが本日の活動を終了した。

○特記事項
 ・平塚市と「湘南の森」とで今年度も枯損木伐採計画についての協働契約書を 交わす予定にしています。「湘南の森」はA・B地区の15本、市はC地区の18本を 予定している。尚、ヤブラン平入口の枯損したサクラ2本は市によってすでに伐 採処理されていました。
 ・今年もユースボランティアの受け入れ参加をしました。その説明会が6月6 日(金)午後7時より活動センターで開催されます。6月8日(日)午後に交流会、 9月8日は「センター祭り」があります。
 ・メンバーの一人がヤブラン平でマダニの被害に遭いました。長めのスパッツ の着用を勧めます。また、マダニ、ハチの対処用薬品の購入を予定しています。
 ・総会で話題になった「公園づくりガイドマップ」を参考に下草刈りと樹木伐 採の月別スケジュール原案を作成し、現在理事の皆様に検討してもらっています 。事務局長の元でまとまり次第ホームページで公表する予定です。
石井茂
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26年5月(1回目)

○日時  26年5月9日(金)  天候 晴れ   開始10:00  終了15:00

○参加者  (名簿o)   計 14名 
  @岩澤(由) A高久 B辺見 C臼井 D石井 E田中(文) F田中(善)
  G太田 H小林 I松田 J杉山 K吉井 L小長井 M和田(アドバイザー)

○作業場所・内容
 本日の作業はA〜C班の除草組と樹木担当組に分かれて活動する。 活動開始の前に作業の安全ポイントを田中様から話があり、全員しっかり と頭に入れて安全第一で作業を始める。
 樹木班は本年度の活動計画を策定 するにあたり、4月8日にメンバーが事前にエリア内の樹木の羅病状況・サ クラの開花状況を確認したデータをもとに、本日来て頂いた市役所のみどり 公園・水辺課の高野様及び剪定の担当者と一緒に各エリアのサクラの羅病・枯 損状況を現地で確認し、伐採するか、枝打ちにするか、経過観察しながらすこ し様子をみるかなどの意見を調整し作業分担、活動開始時期などを現場で協議 し作業体制を一致させた。
 除草班のA班は久しぶりに浅間山神社の南西の斜面 でアオキ・ササの除去を行った。ここ は我々が活動開始当初に作業したエリア であったが今もその作業の形跡がすこし残っていた様だ。A班は午後さらに場所 を移動して、杉林の枝打ちやササなど下草の整理も行った。
 B班は中央広場で 苗木まわりの下草刈りを中心に伸びた草丈を整えた。
 C班はヤブラン平で丈の 高いイネ科の植物がヤブランの新芽を覆いだしており、これを間引きながら整理した。ヤブラン平のツルニンジン、ツリガネニンジンなど我々が保護している植物は今年はかなり多く芽吹いており、今後の手入れが一層重要となってきている。午後2時過ぎには現場での作業を順次終了させて頂上小屋に戻り、各自で定例の工具の整備をして、反省会を行い定時に解散した。


○特記事項
 本年度の羅病樹木の伐採計画は会としては年間15本程度をA・B地区で 予定している。具体的な計画を早急に立案する。また、内野様の竹林整備と キノコ鍋の会は18日(日)を予定している。
石井茂

26年4月(2回目)

○日時  26年4月26日(土) 天候 晴れ   開始10:00  終了13:00
            ※14時より湘南平頂上にて第6回総会を開催する

○参加者  (名簿o)   計 14名 
  @佐藤 A高久 B山本 C臼井 D石井 E田中(文) F田中(善)
  G小林 H松田 I杉山 J西山 K小長井 L川田 M細井

○作業場所・内容
 本日は気持ちの良い快晴の連休初日で総勢14名の参加をみて作業を始める。本日 午後2時より「湘南の森」第6回の総会を頂上屋外で開催するため、作業は午前中 のみと時間が限られており変則的な編成を組んだ。
 下草刈り作業はA地区の浅間山のみで行い、神社まわりをメインに整備を行った。又、ちょうど良い機会なので器具 の整備も時間をかけ、作業小屋と中央広場仮置き場の2か所で行った。その他の メンバーは本日植物に詳しい山本様が参加されたので活動エリア内の植物観察会を 開催することにした。いつも往復している登山道ですがじっくり観察をするといま まで見られなかった、それとも目に入らなかった植物が多いのに驚かされた。
 昼食は全員でヤブラン平でとり、一部のメンバーは八俵山付近までエリアを拡げ 植物観察を続け、午後の総会開催のため湘南平頂上作業小屋まで戻り、本日の活動を終了 した。
  ○特記事項
 午後2時より開催の「湘南の森」第6回総会の議事録は後日メンバー全員に 連絡します。
 4月28日(月)にアドバイザーの内野様のご実家でミカンの剪定講習を行い ます。
文章と写真(1枚目)石井茂 写真(2枚目)吉井勉



26年4月(1回目)

○日時  26年4月11日(金) 午前10時から午後2時45分 天気;晴れ
○参加者  岩澤(由)、佐藤、大和田、辺見、田中(文)、田中(善)、太田、
      臼井、小林、西山、和田、吉井、松田、高久、小長井(以上15名)


作業内容
@ A,B,C 各班持ち区域の植樹したに樹の生育状況を調べる。
  植樹した時は日当たりが良かったが落葉樹に葉がついて日陰になり生育は芳しくない
  ものが多かった。さらに樹が無くなっているもの、表示が無くなっているものが増え、
  残存率は低下している。特に浅間山のA班は3分の1以下。ヤブラン平の日当たりの良
  いヤマザクラで2mを超えるものもあり太陽の恵みの大きさを実感する。

A 伐採班は、伐採の専門家である和田様の指導が得られるので、チェーンソー取扱者を中
  心にヤブラン平ハイキングコース際の病木で危険な、さらに倒す方向が極めて難しい桜
  を切る。
  午前は切り倒す段取りで終わってしまい、午後から伐採した。伐採中に登山者が来た
  が、見張りに配置された担当者が無事に誘導した。伐採はチルホールとロープを使い
  完璧に目標方向に倒すことができた。樹は玉切りし、北斜面の土留めに全員で運んだ。
  テングスに冒された小枝は2袋になった。

B テングス病に冒されて花をつけないソメイヨシノを特定する、

特記事項
@ 和田様の職場で廃棄となったヘルメット5個、滑車、麻ロープ、虎ロープなどが寄贈
  された。新品もありまたロープは使いこなされて扱いよく装備の充実ができて感謝。

A テングス病に冒されたソメイヨシノは花を付けずに葉を茂らすが、花が散った後では
  その様子の体得感が違うので、葉が茂るだけの状況を平塚市の高麗山公園の管理担当
  者に見てもらうよう手配したが、残念ながら急用が出来て検証に立ち会ってもらえな
  くなった。テングス病が広く蔓延しているため平塚市と合意した伐採対象樹木は見直
  す必要がある。

B 内野様のお父さんからデコポンや甘夏などのみかんの差し入れがあり、参加者で頂戴
  した。活動前に高久様が遠路受け取りに労を取ってくれた。

C 4月12日に都合のつく者で内野農園の竹林整備に伺うことになった。急なため参加
  は3名程度。

D 前回廃棄処理できずヤブラン平の現地に残してきたテングス病の小枝2袋を、田中様
  が定例活動前の平日に廃棄してくれた。
小長井奎幸




新しい樹木伐採法




田中文一




26年4月11日の生育状況調査



臼井恒雄





26年3月(2回目)

○日時 26年3月22日(土)  天候 晴れ   開始10:00  終了15:00
○参加者(名簿o) 計 14名 
    @岩澤(由) A佐藤 B高久 C辺見 D臼井 E石井 F大和田 
    G田中(文) H田中(善) I杉山 J西山 K小長井 L鈴木 M細井


○作業場所・内容
 本日は春らしい天候に加え連休中日とあって湘南平は家族づれのハイカ ーや前回同様冬鳥の「ヒレンジャク」観察のカメラマンなど多数の来山者がお り、安全第一で作業を始める。今回も森林インストラクター神奈川会の吉井様 が作業応援に来て頂いた(吉井様は4月度より当会の会員になられます)。
 いつも通り除草班はA〜C班別に各エリアで作業する。A班は浅間山の西側を久しぶり に除草する。主に斜面のアオキの刈り込みを行う。B班は中央広場の散乱してい る枝を北側に集め「そだ棚」的に構築した。C班はヤブラン平が鳥を撮影するカ メラマンが多く作業が出来ない為、ヤブラン平手前の彼岸花地区周辺のササ・ アオキの除草を行った。樹木伐採班はヤブラン平の登山道に近いサクラ (追加C)を伐採 する。鳥撮影者と多くのハイカー行き交う中、作業の延期を 選択する事も考えたが、万全の安全対策を施して「ヒレンジャク」のいない間 に伐採を無事に終了した。伐採時にその影響で隣接の樹木の枝が折れたがハシ ゴを使用して切り離し処理ができた。
 午後はいつも通り伐採した幹の玉ぎり、北側への土留め搬送、テングス病の枝の袋詰め(今回は13袋)を行った。我々が 作業している午後の時間はあまり「ヒレンジャク」も顔を見せずヤブランの実も ほとんど食べつくした事もあり今後は少し静かになるのではと思われます。
 枝を入れた袋が多くなり一部は次回搬送する予定でヤブラン平の隅に仮置きし、そ の他は分担して湘南平頂上まで持って戻った。小屋前では各自使用した道具類を 整備・点検し、反省会 をして本日の作業を終了した。

○特記事項
 次回からは平成24年春に植樹した苗木の生育調査を併せて行う。又、 次回定例活動日(4月11日)までの間(4月初旬)に花見の会を開催する予定 です。後日メールにて連絡しますので多くのメンバーの参加をお願いしま す。4月度2回目の定例活動日(4月26日)は作業後に第6回の総会を開催しま す。こちらもメールにて開催通知を発信します。



石井茂



26年3月(1回目)

○日時 26年3月14日(金) 天候 曇り  開始10:00 終了14:30
○参加者(名簿o) 12名
     @佐藤 A高久 B辺見 C臼井 D石井 E大和田 F田中(文)
     G田中(善) H太田 I松田 J杉山 K小長井    


○作業場所・内容
 本日の作業はA〜C各担当班別の除草と樹木伐採班に分かれて作業を行う。
 A班は浅間山斜面でのササなどの除草と伐採後の放置された切り株の整理を中心に 作業をした。B班とC班は2〜3日前から湘南平に現れた30数羽の冬鳥「ヒレンジャク」 を写真に撮る多くの観察者の目ざわりにならない様に作業場所を工夫して行った。
 中央広場では主にササを刈り、ヤブラン平では周辺部のササ・アオキの除去と枯れた 枝の整理をして蝶や昆虫の産卵場所になる「そだ棚」の実験を試みた。
 樹木伐採班はヤブラン平で追加Bのサクラの伐採を行う。「ヒレンジャク」の留まっている場所 とは距離があるため、鳥と観察者の両方を注意しながら作業する。 途中、掛り木にはなったがロープも利用し安全を重視しつつ確実に伐採し た。
 午後は全員で伐採したサクラの輪切りと北側への土留め搬送そしてテングス病に なった枝の袋詰め(本日は5袋)を行い、雨も降り出したので早めに作業小屋に 戻り、使用した工具の整備、連絡事項の伝達を行っていつもより早めに終了した。

○特記事項
 「湘南の森」の第6回総会を4月26日(土)の定例活動後に開催する。後日、各自宛 にメールにて詳細を連絡します。
 かながわトラストみどり財団の「ふれあい緑化事業」 で助成金を頂きそれで刈払機を購入出来ました。又林野庁の交付金申請も苦戦してい るが現在進めています。
 恒例の花見の会も日時場所を検討していますので期待して下さい。



石井茂



「ふれあい緑化事業」助成金の交付を示す表示板をヤブラン平に設置しました。

 本日(3月7日)平塚市在住の有志4名で臨時に湘南平に行き、 ヤブラン平の中ほどのエリアに表示板を設置しました。この表示板(標柱) は先月に「湘南の森」が (公財)かながわトラストみどり財団の「ふれあい緑化事業」の助成金を 頂いた事を示すために設置しました。この助成金で不足していた刈払機を購入 することが出来ました。我々が活動するメインのエリアであるヤブラン平に市 の許可も得て標柱を設置しました。
 但し、このエリアはツリガネニンジン、 ツルニンジン、トリカブト、オカトラノオ、ホオズキ、シシウドなど貴重な 植物が多く見られ、ヤブランも今は実を付けて多くの鳥たちを招いており、 刈払機の使用時期、使用頻度・方法など細心の注意をもって作業にあたる 必要があります。今後 も頂いた刈払機を大切に使用させて頂きます。





石井茂



26年2月(2回目)

○日時 26年2月22日(土) 天候 晴れ  開始10:00 終了15:00
○参加者(名簿o) 14名
     @佐藤 A辺見 B山本 C臼井 D石井 E大和田 F田中(文)
     G田中(善) H小林 I松田 J杉山 K西山 L小長井 M和田   


○作業場所・内容
 14日の大雪の影響が登山道の一部に残っているものの作業をするには支障がなく、 又雪による倒木もほとんどないなか、 本日の作業を開始する。本日も森林インストラクター神奈川会の吉井様と鈴木様が 作業応援に来て頂いた。本日は3班に作業を分担し、まず新規に助成金にて購入 できた刈払機を使い2名体制でヤブラン平で作業する。安全対策のため作業者はゴ ーグルを着用し、また登山者や周囲に対しては、機械操作をしない1名が新規に 制作した飛び石防止板を使い安全を確保して作業した。また樹木伐採班はヤブラン 平で追加Aのサクラを伐採する。近くに登山道があるため予めロープで樹木の重心 を調整し慎重に「受け口」を付け、無事に想定方向に倒れ伐採作業を終えた。除草 班は浅間山頂上付近に残 されたサクラの切り株を北側に土留めとするため移動さ せ、北斜面のササ・アオキの刈り込みも行った。中央広場ではササの除草、放置さ れた枝などの整理、ヤブラン平ではササやアオキの刈り込みを行った。昼食をヤブ ラン平でとり、午後は午前中に伐採したサクラの玉ぎり、北側への搬送・土留め、 テングス病に罹った枝の袋詰め(本日分は中央広場分2袋を加え計11袋)をし、他 のメンバーは彼岸花群生地付近の切り株の整理も行った。頂上の作業小屋に戻り、 恒例の使用した工具の整備をして最後に反省会を行った。その中で「公園づくりガ イドブック」(神保賢一路著)という本の紹介があり、昆虫・野鳥など生き物と共 存するため植物の手入れする時期(カレンダー)が重要で適切な管理があって多種 多 様な動植物の暮らしが成り立っているとの話を伺った。本日も怪我なく無事に 作業を終了した。
○特記事項
 林野庁事業の森林・山村多面的機能発揮対策交付金で里山林の保全管理に助成 される制度の紹介があり、メンバーが説明会に出席して詳しい内容を確認する。





石井茂



26年2月(1回目)

○日時 26年2月14日(金) 天候 大雪  開始14:00 終了16:00
○参加者(名簿o) 計8名
    @高久 A山本 B臼井 C石井 D田中(文) E田中(善) F太田
    G小長井   


○本日は、大雪の予想が前日から発令され、定例作業活動の中止の案内は前日夕方に既に連絡されていたが、 都合のつく8名のメンバーで意見交換会を午後雪のなか、平塚駅南口の「ひらつか市民活動センター」にて行った。
@現在1台のみの刈払機をもう1台発注しており今月中には届く予定(25cc)。
A国土緑化推進機構の「ふるさとの森林再生事業」に応募する為、3月中に事業計画申請書を作成する。 事業期間は7月〜翌年6月でその期間での会の活動方針、市との提携、等の調整・整合性を詰める。
B事業計画に入れる対象として、苗木の植樹は湘南平樹木の再生など基本設計を再検討しなければ簡単には 決定出来ない。ただ「樹名板(プレート)」の設置は単価・枚数などもう少し詳細を検討したい。
C作業の安全を確保するため、又、現状不足気味の道具類の整備は申請に入れたい。
D懸案の安全マニュアルを次年度には作成したい。
などの各方面に亘り多くの意見が出され、終盤には女性メンバーから頂いたチョコを食べながら和やかに終了した。

○特記事項
次回の定例活動日(2月22日)の作業修了後にセブン-イレブン記念財団の助成活動報告書の作成状況の確認を 担当者で行う。
石井茂



26年1月(2回目)

○日時 26年1月25日(土) 天候 晴れ   開始10:00  終了16:00
○参加者(名簿o) 計14名
    @岩澤(由) A佐藤 B高久 C山本 D臼井 E石井 F大和田      G田中(文) H田中(善) I小林 J松田 K小長井 L和田 M細井

○作業場所・内容

 本日も森林インストラクター神奈川会の吉井さんが作業応援に来て頂いた。
樹木伐採班は市との協定分は前回作業で終了したもののヤブラン平にテングス病 に罹った樹木があと5本あり、追加作業として今日はその1本目の登山道脇にある 直径30p以上のサクラを伐採する。前回同様に登山道脇の作業となるので登山者 の安全を第一に通路の反対側に倒す計画で開始する。しかし、その方向にはH24年 2月に植樹したヤマザクラが4本あり、どれも身の丈ぐらいに成長しておりその苗木 に当たらない様に倒す方向をメンバーで確認して「受け口」をつけ、無事に伐採 した。ヤマザクラの苗木の1本に多少の影響があったが枯れる心配はなく、登山者 への安全確保も万全だった。
 他の除草班ではA班は浅間山北斜面で伐採後 放置され た切り株の整理とササ等の除草を行う。特にこの地域は実生の苗が多くあり、今は 落葉している事もあり、目印の赤い毛糸を頼りに慎重に作業した。B班は中央広場の メインの通路沿いの切り株の整理、C班はヤブラン平のササ・アオキの刈り込みを 一部刈払機も使用して効率的に行った。
 午後は要員を多くかけて午前中に伐採した サクラの輪切り、枝の袋詰め(本日は10袋になった)、北斜面への土留め搬送を 分担して行った。気温の上昇もあり全員汗だくの作業となった。最後にヤブラン 平斜面の「シマテンナンショウ」の新芽を見学して湘南平頂上小屋に戻り、恒例の 使用した工具の整備、反省会をしていつもの時間をオーバーしたが4時に終了と なった。又、終了後に都合の付くメンバーで新年会を開催 した。

○特記事項
 現在使用している刈払機が1台だけで不足しており追加で購入する事を検討 する。器材担当メンバーで機種を決め、会計担当の了解を得た上で購入する。
 次回はA班の担当地域の小枝の整理を除草班全員で片付けて午後は樹木伐採班と一緒に 切り株整理を行う予定とする。









石井茂



26年1月(1回目)

○日時 26年1月10日(金) 天候 晴れ   開始10:00  終了15:00
○参加者(名簿o) 計14名
    @岩澤(由) A佐藤 B高久  C臼井 D石井 E大和田 F田中(文)
    G田中(善) H太田 I小林 J杉山 K和田

○作業場所・内容

 本日は今シーズンで最も厳しい寒さとなり、大山、丹沢方面の山々は白く雪化粧している中、 本年初めの定例作業を迎えた。12名のメンバーに加えて森林インストラクター神奈川会の鈴木様( 湘南平の麓の山下在住、初参加)と吉井様(度々お手伝い頂いている)の2名、計14名で初作業を始める。
 樹木伐採班は市との協定での「湘南の森」担当の本年度分最後のサクラ(Y‐1)を伐採作業 する。中央広場からヤブラン平の途中のメインの登山道脇に位置し、登山者の安全を第一に充分 な要員配置をして想定した方向に伐採し、その後始末も通路確保の為に短時間で輪切り・搬送作業を 終了し通路を解放した。
 その他のメンバーは各班毎に除草・登山道整備作業を行う。A班は浅間山頂上 から中央広場の登山道両脇 と浅間山北斜面を中心にササ・アオキの刈り込みをした。B班は中央広場 での除草、C班はヤブラン平の除草を行う。
 時々小雪の舞う中で昼食をとり、午後は午前中伐採した サクラ(Y‐1)からヤブラン平方向側に枝が途中から折れたサクラがあり、登山道の真上にあたる ため、それの撤去を行う。折れ曲がった枝が高い場所の為、色々の方法をトライしながらロープを 絡ませて人力やチルホールの活用で何とか撤去できた。本日の伐採により出たテングス病の枝は 2袋であった。各所での除草作業は午後も引き続き行い、特に女性陣はヤブラン平に放置された 切り株の片付けなどの力作業も行った。
 恒例の工具の整備、連絡事項の伝達を湘南平頂上にて行い本年最初の作業をケガなく無事に終了した。

○特記事項
  樹木伐採作業は当初計画の「湘南の森」分担分は今回で達成できたがヤブラン平 での追加伐採の必要な樹木があと5本あり、3月までに各回1本のペースで伐採する予定 です。
 又、次回にかけては浅間山北斜面の梅が植樹されている区域の下草刈り、登山道整 備も花の開花前に行う予定です。













石井茂
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