湘南の森の植物です


2016年4月23日   撮影:高野


2012年4月28日


2012年4月28日


2011年5月2日


2012年1月6日

アカメガシワ

トウダイグサ科
アカメガシワ属


赤芽槲、赤芽柏
学名:Mallotus japonicus

落葉高木。 雌雄異株で、樹高は5〜10mに達する。 典型的なパイオニア植物である。 種子はそのままでは発芽しにくいが、 一度高温環境にさらされると、(森林伐採、山火事など) 発芽率が良くなる。
葉は互生し倒楕円形、浅く3裂し、長い柄がある。 新葉には赤い鱗片が多数あり、芽だしが赤く見える。
葉の基部や縁には蜜腺があり、アリを呼んで、ガなどの幼虫の を防いでいるといわれる。

初夏、白色の雄花・雌花をそれぞれの株に穂状につける。 果実は秋に黒く熟し、オナガ、キジバトなどの餌になる。 冬芽は裸芽で毛に覆われている。

材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に用いる。 樹皮・葉は胃腸薬の成分として利用されている。



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