「湘南の森」の四季折々の変化をお伝えします  

  

12月16日

12月8日

11月25日

11月10日

9月8日

8月23日

7月25日

7月22日

7月14日

6月24日

6月10日

6月9日

5月27日

5月12日

4月22日

4月14日

3月25日

3月10日

2月25日

2月10日

1月28日



12月16日に見られた生物です。

タムラソウ種子


テイカカズラについた虫こぶ(小さな穴が開いている)


ヤブラン種子


ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)種子(除草したため見つけられた)


シマテンナンショウの果実が落下している


椿


ハリギリ果実


オナガアゲハ前蛹


アサギマダラ幼虫(幼虫で越冬し、4月ごろ蛹になる)



12月8日から10日に見られた植物です。

マンリョウ


カラタチバナ 地ごく沢


サネカズラ


キチジョウソウ 地ごく沢


イイギリ、ハリギリ  地ごく沢



11月25日に見られた風物です。

富士山と金時山、明神ヶ岳


オナガアゲハ幼虫


オナガアゲハ蛹


イイギリ果実


ホオズキ果実が見える


ヤブコウジ果実(十両)


日本水仙



11月10日に見られた生物です。

前回から季節が進んで秋も終わりに近づいています。この季節の生き物がいろいろ見られました。
最初は小さな虫たち。

ヘルメットに止まった虫。(トビナナフシの雌だそうです。杉山様に教えて頂きました。)


フキバッタの仲間。


ツワブキにとまるイチモンジセセリ。


ツワブキにはオオハナアブも来ていました。


ジョロウグモが大きくなっていました。


秋の花々も、盛りを過ぎたものが多いながら、それぞれの姿を見せてくれました。

ジュウガツザクラは八重咲です。春にも咲きます。


イソギクは、もともとは海岸に生えていた菊ですが、栽培品も良く見られます。


夏前から咲いているアキノタムラソウは、そろそろ終わりです。


イヌホオズキの仲間です。実の付き方からはアメリカイヌホオズキのように見えます。


ヒキオコシの花が少し残っていました。


ヤマハッカの花も見られました。


キク科のヤブタバコです。主茎が途中で止まる特徴的な姿をしています。花はガンクビソウに似ていますが、ヤブタバコは花柄が殆どないことで見分けられます。


ツルグミの花が咲いています。


一時はあちこちに大きな群落を作って話題になっていたセイタカアワダチソウです。花からは豊富な蜜が出て、養蜂家には貴重な蜜源となっているそうです。


春から花が見られるので、ハルノノゲシともいわれるノゲシ。アキノノゲシは別の花です。


アザミの区別は難しいのですが、花時に根生葉が残っているのが特徴のノハラアザミ。


赤い実のヒヨドリジョウゴとシロヨメナが隣り合っています。ヒヨドリジョウゴは有毒ですが、生薬にもなります。


ビワはバラ科で、花からは良い香りがただよいます。季語としては初冬だそうです。


オニシバリの蕾ができてきました。


珍しいつる植物のカエデドコロです。植生調査をしたところの近くにあります。葉の形が似たキクバドコロとの違いは葉柄基部に突起があることです。


長いつるになっていますが、シダの仲間でカニクサといいます。カニ釣りに使ったのが名前の由来といいますが、本当でしょうか?


マメ科のオオバクサフジです。


トリカブトは多年草だそうですが、花は毎年同じ場所に咲いていないような・・。


秋に実が色づく草木が色々見られました。

アカネは根から赤い染料が取れる草です。夏に咲いた黄緑色の花からできた実が、黒く熟してきました。


イヌビワはイチジクの仲間で、雌雄異株です。写真中で実のように見えるのは花嚢で、中に多くの花が入っています。 受粉にはイチジクコバチの働きが必要で、互いに共生関係にあります。


オオバウマノスズクサの実が熟して裂けました。湘南の森にたくさんあるオオバウマノスズクサは美しいジャコウアゲハの食草になります。


カマツカはバラ科で、春にきれいな花を咲かせ、秋にはかわいい赤い実をつけます。材が硬く、鎌の柄などに使われたことからカマツカの名前がつきました。


カラスウリの赤い実が目を引きます。花は夏の夜、白いレースを広げたように咲き、とてもきれいです。雌雄異株。


カラタチバナはお正月の飾り物にも使われる古典園芸植物のひとつです。センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)に対して、こちらはヒャクリョウ(百両)。


クサギは赤い萼と黒い実の対比が鮮やかで、鳥に見つけられやすくなる効果があるといわれます。葉に触ると独特の香りがあります。


サンショウの実が熟しました。小粒でもピリリと辛いのは、赤いところですか、黒いところですか?


ノササゲの黄色い花は、紫色の実となります。殻が破れると、中から濃い紫色の種子が出てきます。


日陰になるところにはムラサキシキブの実が残っていました。小鳥たちが好きな実の一つです。園芸品として植えられているのはよく似たコムラサキシキブのことが多いようです。


モクレイシの実が大きくなってきました。まもなく裂けて中から赤い仮種皮をつけた種子が顔を出すでしょう。


最後に風景写真を三枚。

湘南平から見る相模湾に光がさして気持ちの良い景色でした。手前のススキはかつては茅葺屋根などに使われていました。


カツラの林の中には、カツラの葉の甘い香りがいっぱいただよっていました。


ハゼノキは実から蝋を取るために中国などから移入されたといわれます。ヤマハゼに似ていますが、ヤマハゼは葉の両面に毛があることで見分けます。


撮影:吉井 勉  山本 明子 .


9月8日に見られた植物です。

サンゴジュ


ニシキウツギ


ノシラン


ヤブラン



8月23日に見られた生物です。

キツネノカミソリ


ツリガネニンジン


ミズタマソウ


ゲンノショウコにヤマトシジミが吸蜜


ヌスビトハギ


カラスウリの若い果実


センニンソウ


ツルボ



7月25日に見られた生物です。

シシウド


ワルナスビ


クサギ


アカボシゴマダラ卵


アカボシゴマダラ


ツマグロヒョウモン雌



7月22日に見られた生物です。

オニドコロ


ヤブラン


アキカラマツ


アキノタムラソウ


ヤブミョウガ


カラスウリ(開花は夜)


ヤブコウジ


ヒメヒオウギズイセン


ヤブカラシ


キンミズヒキ


ジャノヒゲ


ベニシジミ(表翅)


ベニシジミ(裏翅)


ジャコウアゲハ(メス)


ジャコウアゲハ(オス)


ツマグロヒョウモン(オス)


ガマガエル



7月14日に見られた植物です。

ホオズキの果実



6月24日に見られた生物です。

ホオズキ


ホオズキの若い果実、萼が大きくなって果実を包む


マユミの若い果実


ムラサキシキブ


ヤブニッケイ


クマノミズキ


ヤマアジサイ


シオデ


ユウガギク


オカトラノオ


ヤマトシジミ



6月9日に見られた生物です。

テイカカズラ


オニシバリ(実)


ニワトコ(実)


アサギマダラ幼虫


エサキモンキツノカメムシ


キツツキの穴(時々木をつつく音がします)


カタツムリがアジサイを見に来ました



6月10日に見られた蝶です。

アカボシゴマダラ幼虫


イチモンジチョウ


オオミドリシジミ


キアゲハ



5月27日に見られた植物と蝶です。

ユキノシタ


ムラサキカタバミ


トベラ


ガマズミ


スイカズラ


キツネアザミ タムラソウ


アカボシゴマダラ幼虫


羽化してまもないアカボシゴマダラ  翅を乾かしている


ウラゴマダラシジミ  鎌倉でも見られない希少種です


ダイミョウセセリ



5月12日に見られた植物です。
湘南の森は花盛りです。
もうアジサイが開き始めました。ニシキウツギ、マルバウツギ、コゴメウツギ、オオバウマノスズクサ、ハルジオン、ヒルザキツキミソウ、ミズキも咲いています。
シロダモの若葉が輝き、モミジイチゴが実り始めました。

アジサイ


ニシキウツギ


マルバウツギ


コゴメウツギ


オオバウマノスズクサ


ハルジオン


ヒルザキツキミソウ


ミズキ


ジロダモ


モミジイチゴ





4月22日に見られた植物です。

ウワミズザクラ


ムサシアブミ




まず、樹の花に注目してみました。

これはエノキ(アサ科 旧ニレ科)。新芽の先端にある薄緑色のものが雌花です。


エノキの雄花はこちらです。中央近くに見えるのは、これから開花する雄花です。


タブノキ(クスノキ科)の花が開きました。


ヤマグワ(クワ科)は雌雄異株で、こちらが雌花です。葉陰につくので、写真がうまく取れていませんが、クワの実を小さくした様な形がわかります。


ヤマグワの雄花はこちらです。


サンショウ(ミカン科)も雌雄異株で、これは雄花です。雄花を摘んで佃煮にすることもあります。


カマツカ(バラ科)の花は、まだ固い蕾でした。材が硬いので農機具などに使われていました。 漢字で書くと鎌柄となり、別名ウシコロシともいわれます。


ミズキ(ミズキ科)は水木と書き、春の芽吹きの時には水を多量に吸い上げると言われます。蕾が開くと、白い花が並びます。


ニワトコ(レンプクソウ科 旧スイカズラ科)の花が残っていました。ニワトコは接骨木と書き、 昔は骨折の治療薬に使われたそうです。


オニシバリ(ジンチョウゲ科)は繊維が強く、鬼も縛れるほどということからの命名です。 秋に葉を出し、冬に花を咲かせ、夏には葉を落としてしまうことからナツボウズの別名もあります。 間もなく、実が赤くなります。


イヌビワ(クワ科)は雌雄異株です。今の季節ですと、実のように見えるのは花嚢と呼ばれる花の集まりです。この季節には、実はできていません。受粉にはイヌビワコバチという虫が必要で、互いに共生関係にあります。



次に、沢山咲いていた草花からいくつかを紹介します。

キュウリグサ(ムラサキ科)は揉むとキュウリの匂いがすることからの命名だそうです。 写真では見えにくいのですが、花を正面から見たときに中心部に黄色い輪(副花冠)が見えます。


ハナイナバ(ムラサキ科)です。キュウリグサと同じ時期に咲くので、混同されやすいのですが、 漢字では葉内花となり、葉の内側に花をつけます。また、花の副花冠は白色です。


フデリンドウ(リンドウ科)です。作業日にはハルリンドウと言いましたが、根生葉が無かったので、フデリンドウだと思います。


ニョイスミレ(スミレ科)です。葉の形が仏具の如意に似ているからの命名だそうです。似ていますか?別名ツボスミレ。


オニノゲシ(キク科)です。ノゲシに似ていますが、葉の先端に棘があります。


キランソウ(シソ科)です。漢字で書くと金瘡小草となり、中国名からきているそうです。 別名のジゴクノカマノフタは、薬効により人の命を救う事からの命名とも言われます。


ケキツネノボタン(キンポウゲ科)です。 茎に毛が多いので、ケキツネノボタンとしましたが、正確には実の断面の形で区別するそうです。


ハルジオン(キク科)です。漢字で書くと春紫苑です。良く似たヒメジョオン(姫女苑)に比べると、 蕾がうなだれる、茎が中空、葉が茎を抱くなどの違いがあります。ヒメジョオンとともに、日本の侵略的外来種ワースト100に入っています。

ホウチャクソウ(イヌサフラン科 旧ユリ科)です。寺などの軒に吊るす宝鐸に形が似ていることから名づけられました。茎の先端が二つに分かれ。それぞれに花が付きます。


ホタルカズラ(ムラサキ科)です。漢字では蛍葛。花が咲いた後、長い蔓を出して根をおろし、翌年の株を作ることから名前に葛(つるの意味)がつきました。


撮影:山本 明子  .


4月14日に見られた植物です。

ゼンマイ


キチジョウソウ




ハナイカダ


撮影:高野 郁子  .


3月25日に見られた植物です。

キブシ雄花


カタバミ


キランソウ


ユリワサビ


ヤマネコノメソウ


シャガ


ナツトウダイ


ヒメウズ


ムラサキケマン


ヨゴレネコノメ


ヒサカキの花


ニリンソウ


イロハモミジの花と新葉



3月10日に見られた植物です。

ウラシマソウの花が開きました。


ミツバツチグリが春の日を浴びています。



2月25日に見られた植物です。

ホトケノザ


モクレイシ雄花


モクレイシの樹木に咲く雄花


クサイチゴ


フキノトウ


カキドオシ


ヤマトリカブトの新葉


ヒメオドリコソウ


ハンショウヅルの新芽


シマテンナンショウの雄株


シマテンナンショウの雌株



2月10日と14日に見られた生物です。

シマテンナンショウの花が開きました。


ニワトコが葉を広げ始めました。


撮影:吉井 勉  .

頂上の河津桜にメジロが花蜜を求めて飛び回っていました。


モクレイシの雌花が咲き始めていました。



1月28日に見られた植物です。

ハリギリの実が落ちていた


頂上の河津桜


頂上で陽を浴びるトウダイグサ


撮影:高野 郁子  .

シマテンナンショウの花芽


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