シオデ
2011年11月26日
ユリ科(またはサルトリイバラ科) シオデ属
和名の由来:アイヌ語のシュウオンデが訛ったもの。
つる性多年草。雌雄異株。
葉は互生し、卵状長楕円形で5〜7脈あり、やや厚い。
葉縁は波打って全縁、葉先は尖り細長く突き出ることが多い。
茎は蔓状に長くのび、葉柄基部から托葉の変形した巻きひげを伸ばし、
囲の植物に絡む。
花序は、淡い黄緑色の小花を多数密集してつけ、球状になる。
球状の散形花序は直径約4cm。
果実は液果で、秋に熟すと緑色を帯びた黒色になる。
中の種子は赤い。
若い茎は、山アスパラガスと呼ばれ、新芽、若葉を山菜として食べられる。
ルリタテハの食草。
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