シロツメクサ
2011年7月8日
マメ科 シャジクソウ属
別名、クローバー。
ヨーロッパ原産地の多年草。
詰め草の名称は江戸時代に
オランダから献上されたガラス製品の緩衝材として
詰められていたことに由来する。
明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した。
根に寄生する根粒菌が窒素を固定することから、
緑化資材にも用いられている。
茎は地を這うように長くのび、葉は三小葉。
花柄の先小さな蝶形花が30〜70個ほど密集して球状の花序をつくる。
開花前の蕾みは全部上向きに付いているが、
受粉した花は下向きになる。
蜜を吸うには花びらを押し下げる必要があり、
ハナバチの仲間が受粉を担っている。
ミツバチにとっては重要な蜜源植物であり、
クローバーの蜂蜜は世界で最も生産量が多い。
モンキチョウの食草
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