ホタルブクロ
2010年5月22日
キキョウ科 ホタルブクロ属
山野や丘陵に生える高さ40〜80cmの多年草。
根生葉は卵心形で、花期には枯れる。
茎葉は互生し、三角状卵形または披針形で不ぞろいな鋸歯がある。
淡紅色または白色の花冠は、釣鐘型で、下向きに咲く。
この花は雄しべが先に成熟する。
花が開く前に、雄しべの花粉は雌しべの花柱に預けられる。
開花すると、マルハナバチの仲間が雄しべの基部にある蜜を吸いにくる。
そのとき、ハチの背に花粉がつき、
次に雌しべが成熟して柱頭が3方向に開いた花に入るとき、花粉を渡す。
萼片の湾入部には、そり返った付属体があるのが、ヤマホタルブクロとの区別点。。
|