ガガイモ
2010年1月29日
ガガイモ科 ガガイモ属
日当たりのよい空き地や土手に見られるつる性の多年草。
地下茎は長く横に這う。
葉は、長い心臓形で、少しつやがあり裏面は白っい。
つるや葉を切ると白い汁が出る。
花は、淡紫色で、夏に咲く。
果実は袋果で、熟すと割れて、長い白毛を持った種子が風に飛ばされる。
古事記には、大國主神が国造りを進めるに際して、
ガガイモの船に乗ってやってきた少名毘古那神(スクナビコナノカミ)
の協力を得たという記述がある。
種子や葉を乾燥して民間薬とし、種子の毛は綿の代用として裁縫に使う針山につめたり、
朱をしみ込ませて朱肉にしたという。
アサギマダラの食草。
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